

「一生懸命作ったのに、べーっと出されてしまった」

「いつまでも口の中にため込んだまま」
そんな姿を見ると、栄養面はもちろん
「この子の発達、大丈夫かな?」と不安になりますよね。
でも、安心してください。

その姿は、お子さんが一生懸命「食べ方そのもの」を練習している真っ最中のサインです。
噛まない・出してしまうのは、やる気がないからではありません。 お口の中の「前歯・奥歯・舌・ほほ」が、まだうまくチームプレイができていないだけなんです。
前回の記事では、お口のセンサーである「前歯」を働かせるコツをお伝えしました。
実は、食べる力というのは、前歯だけで完結するわけではありません。

- 前歯:食べ物の情報をキャッチして「かじり取る」
- 奥歯:舌を動かして、奥でしっかり「すりつぶす」
この「前歯から奥歯へのバトンタッチ」がうまくいかないと、せっかくかじり取っても「出しちゃう(べー)」や「丸飲み」に繋がってしまうんですね。
私はこれまで現場で100人以上のお子さんと保護者の方を見てきましたが、
皆さん、同じように悩んで、試行錯誤されています。
だから、まずは「うちだけじゃないんだな」と肩の力を抜いてくださいね。
「前歯でかじりとったバトンを、どうやってゴールの『飲み込み』まで届けるのか。
今日は、その鍵を握る『奥歯の石臼(いしうす)パワー』について深掘りしていきます!
『カミカミしてね』という言葉よりも、もっとお子さんに伝わりやすく、
お口が自然に動き出す具体的なコツもご紹介します。
読み終わるころには、きっとお子さんの「べー」を見る目が、
「あ、今は練習中なんだね」と優しく変わっているはずですよ。
それでは、一緒に見ていきましょう!
- お口はチームプレイ! 前歯から奥歯へ「バトン」を繋ぐ仕組み
- 「べー」は成長の証? せっかく食べたものを出してしまう意外な理由
- 魔法の言葉は「アギアギ」! 奥歯を動かすための新しい声かけ
- 迷わない「硬さの目安」: バトンパスを成功させる食材の選び方
- プロの知恵に頼る: 忙しい日の罪悪感をゼロにする「お口を育てる」裏技
かじり取った後に「べー」と出す・丸飲みする理由

お口の機能が「チームプレー」の特訓中だから
かじりとれない理由は、
単に「噛む力が弱い」からではありません。
食べるという動作は、
前歯・奥歯・舌・ほほが連携するとても高度なチームプレー。
今はその連携を整えている最中なのです。
食べる動きは、次の3ステップで進みます。
STEP1:前歯でかじりとる:一口量を決める
STEP2 :奥歯ですりつぶす:飲み込みやすい形にする
STEP3 :舌とほほでまとめる:喉へ送る準備をする

この①→②→③がスムーズにつながって、
初めて「噛んで飲み込む」ことができます。
1歳半〜2歳半は、この流れがまだぎこちない時期です。
毎日、毎食、できる、できないを繰り返しながら、
3歳ごろになってようやく出来るようになっていきます。
「出す(べー)」は、自分の一口量を学んでいる証拠

せっかくかじり取ったものを「べー」と出されると、親御さんは「嫌いなの?」「わがまま?」と不安になりますよね。
でも、安心してください。 子どもがお口から出すのは、お口の中でこんな「高度な判断」をした結果なんです。
- 「あ!ちょっと一口が大きすぎた!」
- 「これ、今の僕の歯じゃつぶせない!」
- 「お口がパンパンで、これ以上動かせない!」
かじり取りの練習を始めたばかりの子は、まだ自分にぴったりの「一口量」がわかりません。
嬉しくてたくさん口に入れてみたけれど、
「あ、これは飲み込んだら危ないぞ」と脳が察知して、
安全のために出しているんです。
つまり「べー」は、自分のお口の能力を身をもって学習している最中。
「嫌い」で出しているのではなく、「次はもうちょっと小さくかじってみようかな?」と試行錯誤しているすごい成長の証なんですよ。
よくあるつまずき:奥歯ですりつぶすバトンが回っていない
お子さんの様子をよく見ると、
どこでバトンが止まっているかが見えてきます。
- 丸飲み: かじりとった後、奥歯に運ばずそのまま「ゴックン」。バトンをパスせずにショートカットしている状態です。
- ためこみ: お口の中に食べ物はあるけれど、奥歯ですりつぶす動きが追いつかない。「バトンを持ったまま立ち止まっている」状態ですね。
- 出す(べー): まとめるのが難しく、飲み込むのが怖い。バトンを落としてしまった状態です。

「噛まない=やる気がない」ではありません。
動きがまだつながっていないだけ、ということがほとんどです。
特に1歳半〜2歳半は、一番奥の歯(第二乳臼歯)が生えていない子も多く、すりつぶす力が安定しません。
「昨日はできたのに今日は出してしまう」という日があっても当たり前。
まずは、「バトンを繋ぐ練習中なのね」と、お子さんの今の頑張りを丸ごと受け止めてあげてくださいね。
1歳半〜2歳はなぜ「足踏み」が起きやすい理由

奥歯がそろう前の「不安定な時期」

この時期は、離乳食を卒業して完了食へ進みますが、
お口の中はまだ「大人と同じ」ではありません。
第二乳臼歯(いちばん奥の歯)が生えそろっておらず、
すりつぶす力が安定しない子も多い時期です。
舌で食べ物を奥歯へ運ぶ動きも、練習中です。
2歳半を過ぎると、
お口の中のチームプレーが少しずつ安定してきます。
それまでは
「昨日は食べたのに、今日は出す」
そんな日があって当たり前。
体調や疲れによって、できたりできなかったりを行き来します。
硬すぎるものは「丸飲み」や「拒否」の原因に
よくあるのが、
「硬いものを与えれば噛めるようになる」という考え。
実は、硬すぎるものは
噛む練習にならず、丸飲みや拒否につながることもあります。
大切なのは、その子にとっての「ちょうどいい」です。

「頑張って噛もう!」と自然とスイッチが入る、
ちょうどいい硬さを用意してあげること。
【迷ったときの硬さの目安】
「硬すぎても丸飲みしちゃうし、柔らかすぎても噛む練習にならない……」と迷ったら、
この2つをチェックしてみてください。
□指で軽く押すとつぶれる
□スプーンでスッと切れる
この「ほどよい抵抗感」があることで、
お口は自然と「あ、これは噛むやつだ!」と動き出します。
飲み込む力を育てる!具体的な関わり方

「前歯のセンサー」から「奥歯」へバトンタッチ!
前歯でかじり取ったら、次は奥歯の出番です。
奥歯は、食べものをすりつぶして小さくする役割を担っています。
この動きがあるからこそ、最後に「ごっくん」へつなげることができます。
よく聞く「30回噛もう!」という言葉も、
まさにこの奥歯で噛みつぶす段階を指しています。
しっかり噛むことには、栄養をとる以外にも、こんなにたくさんのメリットがあるんです。
- 唾液がたくさん出る: 食べものをしっとりまとめやすくし、虫歯予防にもなります。
- 消化・吸収を助ける: お口で細かくすることで、胃腸の負担を軽くします。
- 脳へのいい刺激: あごを動かすことで脳の血流がアップし、集中力や記憶力の向上にもつながります。
「噛む力」を育てることは、一生続く「体と心の土台」をつくること。 だからこそ、焦らず、楽しみながらこの「バトンタッチ」を応援してあげたいですね。
合言葉は「カミカミ」よりも「アギアギ」

最先端は「アギアギ」という声かけ
これまで、「よく噛んでほしいな」という場面では
「カミカミ」「モグモグ」と声をかけることが多かったかもしれません。
最近では、歯科医師の間で「アギアギ」という声かけが注目されているそうです。
「アギアギ」という言葉は、
縦にも横にも口を自然に動かさないと発音できません。
そのため、奥歯を使った理想的な噛み方を引き出しやすいとされています。
言葉ひとつ変えるだけで、
お口の使い方がぐっと育ちやすくなる。
そんなところも、食事の関わりの面白さですね。
飲み込みを助ける「とろみ」と「しっとり感」の工夫
奥歯で「アギアギ」の練習をするとき、食材の状態が「パサパサ」と、お口の中でバラバラになって飲み込むのが難しくなります。
そんなときは、ほんの少しの工夫で「バトンパス」を助けてあげましょう。
- 「とろみ」をつける: あんかけにしたり、納豆やオクラなどネバネバ食材と和えたり。
- 「しっとり感」を出す: 煮魚なら煮汁と一緒に、パサつくお肉はマヨネーズやマッシュポテトを混ぜて。
「まとまりやすい=飲み込みやすい」。
この安心感があると、お子さんはもっと自信を持って「アギアギ」に集中できるようになりますよ。
プロの技術を借りて、心の余裕を

とはいっても・・・
「この子に合う硬さかな?」「ちゃんとかじれるかな?」と、
正解が分からない状態で作り続けるのは、ちょっとしんどいですよね。
私は仕事柄、一日中調理場に立ち、幼児食を作るプロです。
そんな私でも、家で自分の子どものために「噛む練習に最適な、絶妙な硬さとサイズ」を毎食再現してね言われたら……
「いや、無理でしょ!」って思います(笑)
よく保護者の方から「保育園では食べるんですけどね……」と相談されますが、
それはプロが専用の厨房で、時間をかけて「噛みやすい絶妙なライン」を狙って作っているから。

家庭で、家事や仕事の合間に再現するのは、現実的ではないような気がします。
だから、かじりとる練習は、毎日完璧じゃなくて大丈夫。
大切なのは、100点満点の手作りを続けることではなく、お子さんが「噛むって楽しい!」「これなら食べられる!」と思える「できた!の体験」を途切れさせないことです。
大変な時、忙しい時、「ストックしておけば良かった」と後悔しないために。
管理栄養士が監修したちょうどいい硬さをそのまま食卓に出せるストックを、
今のうちに準備しておきませんか?
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栄養士の私が、冷凍庫にモグモ(mogumo)を勧める理由
忙しい日、余裕のない日。「正解」が分からなくて不安なとき。
そんな時にこそ、幼児食宅配の「」なんです。
実はモグモ(mogumo)は、栄養士の目で見ても「噛む練習(アギアギ)」の強い味方。
- 「ちょうどいい」が計算されている:自分で作ると難しい「前歯でかじりとり、奥歯ですりつぶす」のに最適なサイズと硬さ。
- 「口から出し」がちな食材も食べやすい:パサつきがちな肉や魚も、プロの調理でしっとり。喉に詰まらせる不安を減らし、アギアギを促してくれます。
- ママ・パパの笑顔が戻る:レンジで3分温めるだけ。浮いた時間でお子さんと「アギアギしようね」と、食事をゆっくり見てあげる時間ができます。
モグモ(mogumo)のお口を育てるメニュー3選
8割の子どもたちが完食したという実績がある全50種類以上のモグモ(mogumo)メニューから、今回の「噛む練習」に最適な3つを現役栄養士の視点で選びました。

「しっかり食べてほしい」と「お口を育てたい」その両方を叶えるラインナップです。
まずはどんなメニューがあるかチェックしたい方はこちらからどうぞ。
① 鶏肉のきんぴらライスバーガー(新商品) 【前歯のセンサーを動かす!】

- 自分で持って「ガブッ」とかじりとる形が、お口のスイッチを入れます。
- 家庭では調理が大変な「ごぼう」も、練習に最適な絶妙な硬さです。
- 対象年齢:1歳6ヶ月ごろから
- 内容量:130g(これ1個で主食もおかずも完結する満足ボリューム!)
- アレルゲン:小麦・ごま・大豆・鶏肉
- 調理方法:内袋に切り込みを入れ、冷凍のままレンジで約2分30秒〜3分30秒
② 6種具材のとろとろ中華あんかけ 【のみこめないを助ける!】

- 絶妙な「とろみ」が食材をまとめるので、噛むのが苦手な子でも奥歯まで運びやすくなります。
- 枝豆やにんじんなど、彩り野菜の食感が良い刺激に。
- 対象年齢:1歳6ヶ月ごろから
- 内容量:100g(たっぷり具だくさん!)
- アレルゲン:小麦、ごま、大豆、鶏肉、豚肉
- 調理方法:レンジなら解凍なしで約1分40秒〜2分(湯煎もOK!)
③ 銀さけの西京焼き 【お魚の口の中にため込むを克服!】

- 骨取り済み&プロの焼き加減で、驚くほどしっとり。
- パサつきがないから、唾液が少ない子でもしっかり「アギアギ」して飲み込めます。
- 対象年齢:1歳6ヶ月ごろから
- 内容量:45g(お子さまのメインおかずにちょうど良いサイズ感です)
- アレルゲン(特定原材料等):さけ・大豆
- 調理方法:電子レンジで約1分20秒〜40秒(※要解凍)
「手抜き」ではなく、今の時代の子育てをする方とお子さんのために「プロの技術を賢く借りる」。
そんな選択が、親子の食事時間をぐっと楽にしてくれます。
どれも、私も仕事場で真似したい!と思うほど、工夫が詰まったメニューばかりです。
しっかり食べてくれるからこそ、お子さんの『アギアギ』も自然と上手になっていきます。
大変な時、忙しい時、「ストックしておけば良かった」と後悔しないために。
管理栄養士が監修した「ちょうどいい硬さ」をそのまま出せるお守りを、
冷凍庫に準備しておきませんか。
▼[ 現役栄養士おすすめの「アギアギ」メニューを試してみる > ]
※全額返金保証もあるので、安心してお試しくださいね。
まとめ:今日から「笑顔の食卓」を始めよう

「噛まない・出す」は、お子さんが一生懸命「食べ方」を練習している真っ最中のサインです。
焦らなくて大丈夫。
かじりとる力は「自信」になる
「ガブッ」と自分でひとくちの量を決めて食べられた経験は、「自分で食べられた!」という大きな自信になります。その積み重ねが、一生続く「食べる力」の土台を育ててくれます。
プロの力を借りて、心の余裕を
特別なことはしなくていいんです。
- スティック状で前歯のスイッチを入れる。
- 「アギアギ」という言葉で、奥歯の動きを促す。
- 忙しい日はmogumo(モグモ)に「正解の硬さ」を任せる。
栄養士の私が仕事でやっている工夫を、レンジ3分で食卓に並べてみてください。
あなたが笑顔で「アギアギ上手だね!」と言える余裕こそが、
お子さんの成長に一番の力になります。


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