仕事ができる人ほど失敗してる?相手のやる気を生み出す頼み方のコツ3つ

栄養士のおしごと

頼み方一つで相手を傷つけてしまうことも

みなさんは、「頼んだことをやってほしいのに、うまく伝わらなくてギスギスした」経験、ありませんか?  

私は頼み方のルールを知るまでは、イライラしてしまったり、相手ときまづくなったり、最近、友達の旦那さんの話を聞いて「あぁ、これって家庭でも、仕事でもよくある話だな」と感じたので。

今回は、頼み事をするときの、気まずくならないちょっとしたコツをシェアします。

軽く頼みごとをしただけだったのにあわや喧嘩に!

その日、友達はクタクタに疲れていたので、旦那さんに「食器を水につけてほしい」とお願いしたそうです。  

でも、すぐに動いてもらえなくて、食器もカピカピになるし、、、と思って、頑張って、自分で水に浸けたんですって。そしてかる~く旦那さんに「もういいよ~」って伝えたところ、、、  

旦那さんは「自分は信頼されていない」と感じてしまって、あわや喧嘩に・・・まで発展しそうだったとか。

“できる人”に多い、頼み方の落とし穴

私たちは、ただ「仕事を早く終わらせたい」だけなのに、相手には「信頼されてない」と受け取られてしまいました。

仕事が早い人ほど、仕事が忙しいほど、つい相手のペースを待てないことが多くなりがち。

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自分でした方が速い!って思ってしまうんですよね。  

でも、頼まれた側からすると、「自分に任せてもらえていないんだ」と悲しい気持ちや、

「自分の工夫や努力を認めてもらえないのかな」と感じてやる気も下がってしまったのかも。

とはいえね、頼んだものは、前向きにやってもらいたいし、「ありがとう!」って、気持ちよく言いたい。

心理学では、「待つこと=信頼のメッセージ」

心理学では、人は自分の価値を認めてもらえるときに「信頼されている」と感じるといわれています。これは心理学で言う「承認欲求」というそうです。
また、頼まれごとをしたときに「自分のやり方で自由できる」と感じると、モチベーションが高まり、より前向きに行動できるようです。

「あなたを信じて任せたい」という姿勢が相手に伝わると、「私は信じてもらえている」と心がポッとあたたかくなるのだと思います。

信頼される頼み方の3つのルール

「○○さんにお願いできる?」 

  • 名前を一言添える事

相手は「ちゃんとやろう!」「自分に任されたんだ!」と、やる気や前向きな気持ちがわいたり、「他の誰でもなくあなた」に頼っているんですよ、というメッセージが伝わります。

とっても簡単で、だけど気を抜くと忘れがち、なのに一番効果的。

急かさず待つ

  •  急いでいても、相手のペースを尊重し、途中で手を出さず最後まで見守ります。

もし途中で手を出してしまうと、「自分のやり方ではダメ」「自分がやる意味ある?」と、プライドを傷つけてられたと感じたり、悲しい気持ちにさせてしまうかも。

期限やタイミング伝える

  • 行動の目安を伝える

「今日中にお願いできたら助かるな」「〇時までにお願いできるかな?「いまやってほしいんだけど」と、伝えるだけで、お互いのストレスになりません。 

ちょっとした、相手に対する気遣いで、相手に「信頼してるよ」と伝えることができ、お互いが気持ちよく過ごすことができるように。

「頼る」ことの意味を、少し見直してみた

仕事の効率だけを考えて、せかしたり、途中で手を出してしまうと、自分はそんなつもりはなくても、人知れず、相手は「信頼されていない」と感じたり、自信をなくしてしまっていたのかもしれません。

でも、「ただ待つ」という行動は、実は信頼を伝えるとても大切な時間、だっということ。
私自身も、この考え方を知ってから、待つことに前向きな気持ちを持てるようになってきました。

そして気づいたのは、後輩や、気心の知れた人には、つい気軽に頼んでしまうけれど「頼る」って、実は気を付けないといけないのコミュニケーションだったということ。
お願いするだけじゃなくて、相手の気持ちやタイミングを思いやる“気遣い”がもプラスすること。


私たちが思ってる「ちゃんと相手を信じてるよ」「大切に思っているよ」という気持ちを、「頼る」という行動にもこめて、丁寧な言葉や態度で伝えることが大切なんだと思いました。

おわり

この記事では、「頼み方」のちょっとしたコツをお伝えしました。
慣れるまではもどかしいんだけど、少しだけ待ってみる。

それだけで、ぐっと関係がやわらかくなるので。

読んでくれたあなたが、「伝え方を変えたら、うまくいった!」と感じてくれたらうれしいなと、思うのと、お互いにストレスフリーで気持ちのいいやりとりができたら、もっと暮らしが過ごしやすくなると思います。

そして…こっそり願っているのは、頼まれた側の旦那さんが、
「片付け名人」に育ってくれたら最高ですよね(笑)

信頼は、ちょっとした気づきで深まるもの。
今日から、ぜひ“やさしい頼み方”始めてみてくださいね。

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