2歳が食べなくて疲れた。現役栄養士が教える「心をすり減らさない」食事の考え方

幼児食と暮らし
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パパ・ママ
パパ・ママ

毎日一生懸命作っているのに、一口も食べてくれない。
ついイライラしてしまいます。
どうすれば穏やかに過ごせますか?

床に落とす、途中で寝る、口から出す
そんな時、プロの栄養士である私だって、
心がザワザワして、「やさしい栄養士の先生」ではいられません。

あなたがイライラしてしまうのは、「愛情」と「時間」をたくさん注いだから
決して、あなたの心が狭いわけではありません。

mog
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この記事は
10年以上の幼児食専門の管理栄養士が、
「2歳児の食事の時に感じるイライラの対処法」をわかりやすく解説します。

この記事でわかること

・「食べない」ことにイライラしてしまう心理的な理由
・保育園の先生がイライラしない「仕組み」の秘密
・管理栄養士が教える、心をすり減らさない「食事の考え方」3選


2歳「イヤイヤ期」食べないホントの理由

子どもの「自立心」が芽生えてきた証拠

この間まで普通に食べていたのに、急に食べなくなる。
食事中に歩き回ったり、寝たふりをしたり、遊び食べをしたり…。
なにを言っても「ウウン(チガウ!)」

2歳頃になると、こうした行動に戸惑うことも多いかもしれません。

ですが、これらはわがままというよりも、
自分で決めたいという気持ち(自立心)の芽生えや、
食べ物を慎重に確かめようとする人間がもともと持つ本能的な反応が関係しています。

また、2歳ごろは神経の発達も盛んで、味覚も敏感になる時期。
前は好きでいたものも、突然嫌がることも多いです。

mog
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爆発的に成長してる過程なので、
大人がゆっくりと見守れる心と環境を整えておくことが大切です。

関連記事

野菜をなかなか食べてくれず、栄養の偏りが気になる…と悩み事も多いですよね。

そんなときに役立つヒントをまとめた記事は⇒こちらから

「食べない」を「楽しみ」に変える3つのヒント

この記事を読んでいるあなたも、これまでたくさんの工夫を試してこられたはずです。
地道な方法かもしれませんが、手を変え、品を変え、伝えていく。
その試していく過が、「食べる楽しさ」の土台を作っていきます。

現場で保育士さんたちと協力しながら、
私が日々実践している「ちょっとしたコツ」をまとめました。

1. 大人が「全力で」おいしそー!と思う

私が給食を配膳しにお部屋へ行くと、
保育士さんたちが「わあー!おいしそう!」「食べたーい!」って、
身を乗り出すくらいのテンションで迎えてくれるんです。

正直、自分で作った料理に対してそこまで盛り上げるのは大変かもしれません。
でも、大人が「ごはんの時間って楽しいんだ!」という空気を作ってあげること。
これが、お子さんの食欲を動かす一番のスパイスになります。

食べ終わった直後に「明日の朝ごはんなに?」なんて聞いてくる子もいるくらい、
この「ワクワク感」の伝染力はすごいんですよ。

2. 「準備」の仲間になってもらう

「食べる」という結果だけでなく、その前のプロセスにお子さんを巻き込んでみてください。

  • 机をフキンで拭く
  • お箸やスプーンを並べる
  • おかずを一緒にお皿に盛り付ける

どんなに小さなことでも構いません。
自分で準備に関わることで、「自分が用意したごはん」という気持ちがわき、
一口への心のハードルがぐっと下がります。

3. 「環境」をガラリと変えてみる

どうしても食卓で進まないときは、思い切って演出を変えるのも一つの手です。

  • ベランダにレジャーシートを敷いて、ピクニック気分にする
  • いつものお皿をやめて、お気に入りのお弁当箱に詰める
  • 椅子を変えたり、座る場所を交代してみる

「いつもの嫌な時間」を「なんだかワクワクする時間」に塗り替える。
そんな小さな変化が、お子さんの心のスイッチをカチッと入れてくれることがあります。

心をすり減らさないためとの「食事の考え方」3選。

現場で私たちがやっていることは、正直「人手があるからできること」も多いです。

家事も仕事もあって、一人で向き合っているお母さん、お父さんが、
毎日これを全力でやるなんて不可能です。
まずは、あなたの心が折れないことが何より大切。

専門家として、というより、ずっと現場で伴走してきた一人として、
「心をすり減らさないための考え方」をまとめました。

mog
mog

栄養バランスよりも、まずはお母さんの心の元気が大事

1. 「1ラリー」続けてダメなら格闘しない。

「食べないー!」「イヤー!」と言って、急に立ち歩いたり。
苦手なものをわざとこぼしたり、口から出したり……。

ね。本当に。疲れますよね(笑)

「食べる・食べない」「一口だけ頑張ろうよ」の押し問答が、
どうしても止まらなくなる時もありますよね。

そんな時は、「1分試してみて、ダメならもう格闘しない」と決めてしまいましょう。

正確に60秒測る必要はありません。
「あ、今不穏な空気が流れたな」と思ったら、その1分で終わりにするんです。

大切なのは、今日完食させることではなく、「毎日、少しずつ、ゆっくり進んでいくこと」

今は「苦手な物も目の前に出した、1ラリーした!OK!」くらい。
スモールステップで大丈夫。

2. 栄養バランスは「1週間単位」で考える

管理栄養士の私が言うのもなんですが、
「今日1日の栄養バランス」は、いったん忘れてもOK!

「今日は白ごはんしか食べなかった」 「野菜を全部べーっと出された」

そんな日があっても、1週間トータルで見て、
どこかでタンパク質やビタミンが摂れていれば大丈夫。

子どもの体は、大人が思うよりもずっと、たくましくできています。
「1週間で調整すればいいや」 それくらいの気楽さが、あなたの「心の余白」を作ってくれます。

実は職場でも、お皿の中がピカピカで「完食だね〜!」という日に限って、
実は半分以上、床に落ちていたりします(笑)。

小食だったり、野菜が苦手だったりする子は多いですが、
毎月の体重測定をしてみると、みんなちゃんと増えているんです。

これまで15年以上現場にいますが、
2歳のイヤイヤ期で、栄養失調になった子には一人も出会ったことがありません。

「栄養不足なんじゃないか……」という心配からくる焦り。
でも、その焦りは、もう手放しても大丈夫ですよ。

3. 自分の「頑張りすぎ」に気づいてあげる


お家での食事は、献立・買い物・調理・介助をすべて一人でこなす
「一人二役の戦場」です。
保育園のように、役割を分担してくれるチームはいません。

「なんで私、こんなに怒っちゃうんだろう……」 と、
自分を責める必要なんて、どこにもないんです。

むしろ、その「イライラ」は、あなたがそれだけ一生懸命に
「子どもの命」を繋ごうと必死になっている証拠。

まずは、「私、本当によく頑張ってるな」と、その頑張りに気づいて、
自分をギュッとハグしてあげてくださいね。

頑張りすぎて、心が疲れてしまって、
元気になるまでに何年も時間がかかってしまう保護者の方を、
現場でたくさん見てきました。

そうなる前に、頼れるうちに、しんどいって思えてるうちに、手遅れになる前に。

どうか、「手を抜くこと」や「誰かに甘えること」を選んでほしいと願っています。

2歳児のご飯で疲れたときは幼児食宅配サービスが便利

私は10年以上、栄養士として働いています。
そんな私が、現場と自分の生活を通じてたどり着いた結論を言います。

mog
mog

「手作り=愛情」なんて、ただの幻想です(笑)

離乳食から幼児食にかけての「刻む、茹でる、とろみをつける」という作業。
あれ、冷静に考えて「いつ料理終わるんだよ・・・」だと思いませんか。


仕事で料理をしている私でさえ、
家で同じことをやれと言われたら「無理、しんどい」と白目を剥きます。

名前のない家事に追われ、さらに育児までこなしている、
きっと慢性的な寝不足でもあるでしょう、
そんな、あなたが毎日キッチンで格闘している。
正直、私からすれば「超人」を超えちゃってます。

でも、その「頑張り」のせいで、肝心の食卓で目が死んでいませんか?

子どもがごはんを楽しく食べる条件は、
栄養バランスでも手作りの温かみでもありません。
「目の前の大人が、機嫌よく座っていること」
これだけです(笑)

「おいしいね」と声をかける余裕。
スプーンを落とされても「あーあ(笑)」と流せる精神状態。
これらは「気合い」では作れません。
「時間のゆとり」からしか生まれないんです。

だから、栄養士の私は本音で言います。
「今日のごはん、作りたくない」と思ったら、迷わずプロに任せてください。

幼児食宅配サービスに頼るのもひとつの方法です。

幼児食宅配は「手抜き」ではありません。
親の笑顔と、子どもの安心を守るための、極めて「合理的な戦略」です。

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ここからは、
栄養士の目線で考える、宅配サービスがくれる「3つの余裕」をお伝えしますね。


宅配サービスを選ぶときの基準ってあるの?という方はこちらの記事もごらんください。

関連記事

幼児食を市販品・宅配に頼るときのポイントってあるの?
こどもの健康を守りながら、
食事作りの負担を減らすための選び方をご紹介します。⇒こちらから

幼児食宅配がくれる「3つの余裕」

1. お子さんと「向き合う時間」が手に入る
献立を考え、買い出しに行き、キッチンにこもる時間をギュッと短縮。
その分「イヤ!」「デキナイ~!」「ヤッテ!」を
思う存分受け止めてあげることができます。

2. 子どもと同じテンションで「おいしいね!」を楽しめる
あなたも一人の「食べる人」として、お子さんと一緒に純粋に食事の時間を楽しめます。

3. 24時間ついて回る「ごはんの心配」がなくなる
「何なら食べる?」「明日は何?」という頭の片隅にあるプレッシャー。
プロが栄養計算したメニューが冷凍庫にあるだけで、
「これを出せば大丈夫」というお守りになります。

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まとめ

2歳のイヤイヤ期。「食べない」ことにイライラしてしまうのは、
あなたが悪いのではありません。

ただ、子どもは、本当に大人の表情や雰囲気をよく見て、よく感じているものです。
「食べてほしい」という気持ちが大きすぎると、プレッシャーになってしまうことも。
まずは、あなた自身の頑張りを認めて、
誰かに頼れるところはないかな?と心の余裕を作ることを考えてみてくださいね。

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