
パパ・ママ「お友だちが食べてるおやつ、うちの子だけ食べられない」
「みんなと同じようなおやつを、食べさせてあげたい」
「食べられるおやつの種類が少ない」
2歳、3歳になって、まわりのお友だちが見えてくる頃。
そんなふうに思う日が、増えてきますよね。
スーパーのお菓子売り場に並んでいるのは、ほとんどが小麦粉を使ったお菓子ですが、
最近では、グルテンフリーの流行もあって、米粉を使ったお菓子もずいぶん増えてきました。
でも、値段を見て、そっと棚に戻す。
毎日のおやつにするには、ちょっと高すぎるんですよね。
保育施設で200人以上の子どもたちのごはんを見てきた、
管理栄養士のmogです。


実は、遠くの専門通販まで探しにいかなくても、身近なお店でちゃんと買えるものがあります。
赤ちゃん本舗のアレルギー対応コーナー。
ライフなどの自然派・オーガニックコーナー。
そして、いつものスーパーのお菓子売り場そのもの。
でも、ひとつひとつ原材料をチェックして探すのって、本当に大変ですよね。
この記事では、そういう「買いに行けるお店」で手に入るものを中心に、
小麦・卵・乳を使っていないおやつを7つ選びました。
- 小麦・卵・乳を使っていない市販おやつ7選
- 「28品目不使用」と「コンタミ(意図しない微量混入)」の違い
- 赤ちゃん本舗・ライフ・スーパーなど、どこで買えるかの目安
- 商品を選ぶときに管理栄養士が見ているポイント
総合比較表|小麦・卵・乳アレルギー対応の市販おやつ
まずは今回紹介する7つのおやつを、ひと目で比較できる表にまとめました。
| 商品名 | メーカー | どこで買える | コンタミ表示 |
|---|---|---|---|
| こめ粉ロールクッキー | 太田油脂(マルタのおやつ) | 赤ちゃん本舗のアレルギーコーナー/通販 | ロット毎に検査 |
| ふっくりんこJAPON | 澤田米穀店 | 赤ちゃん本舗のアレルギーコーナー/通販 | 商品ごとに要確認 |
| メイシーちゃんのおきにいり | 創健社 | ライフなどの自然派コーナー/通販 | 商品ごとに要確認 |
| ほしいも | メーカー各種 | 一般スーパー | 商品ごとに要確認 |
| さつまいもチップス | メーカー各種 | 一般スーパー | 商品ごとに要確認 |
| ハッピーターン ※大豆を含む | 亀田製菓 | 一般スーパーのお菓子売り場 | 同工場でえび・小麦・卵・乳・落花生を製造 |
| アンパンマングミ | 不二家 | スーパー・コンビニ・ドラッグストア | 卵・乳・小麦の設備で製造 |
表の中に「商品ごとに要確認」と書いたものがありますが、これは買えないという意味ではありません。
同じ商品名でも、メーカーやフレーバーによって中身が変わることがある、という意味です。
見るのは、パッケージ裏の原材料名と、その下にあるアレルギー表示欄の2か所だけ。
慣れると10秒で終わります。



「要確認」は不安のサインじゃなくて、
見る場所さえわかれば大丈夫のサインです。
小麦・卵・乳不使用のおやつ7選|管理栄養士が選ぶアレルギー対応おやつ
ここからは、私が実際に確認した7つの商品を、
コンタミ対策・原材料のシンプルさという2つの軸で紹介します。
「順位」といっても優劣というより、
慎重に選びたい人からおすすめする順番だと思ってもらえたら大丈夫です。
後半にいくほど身近なお店で買いやすくなり、そのぶんコンタミの確認が必要になります。
お子さんの症状に合わせて、どのあたりを選ぶか決めてもらえたらと思います。
1. こめ粉ロールクッキー(太田油脂/マルタのおやつ)


原材料:米粉、てんさい糖、さつまいもペースト、米油
パッケージには「同一工場内で卵を含む製品を生産しています」と記載があります。
MSシリーズ(ザ・マルタ・セレクション)では、
同一工場で卵・乳・小麦を扱う場合は製造ロットごとに自社検査室でアレルゲン検査を実施し、
製造日の前日に清掃を行い、次の日の一番最初に製造するなど徹底した管理がされています。



徹底した、アレルギー・品質管理の体制が安心できますね
個包装で持ち運びやすく、初めてアレルギー対応おやつを探す人にまずおすすめしたい商品です。
買う場所で迷ったら、送料で考えるとわかりやすいです。
近くに赤ちゃん本舗があれば、送料がかからずいちばん安く買えます。
公式通販は税込5,400円以上で送料無料になるので、ストック用も頼むならこちらがお得です。
Amazonは1個から気軽に頼めますが、送料がかかることがあります(購入時に金額を確認してください)。



まとめて頼むなら公式、
1個だけ試すならAmazon、で考えるとラクです
2. ふっくりんこJAPON(澤田米穀店)
原材料(プレーン味):うるち米(北海道産特別栽培米ふっくりんこ)のみ
北海道のお米屋さんが作るポン菓子タイプのおやつ。
プレーン味・北海道コーン味は、お米ととうもろこしだけで作られていいます。
ただし、フレーバーによっては小麦・大豆・ごまが使われているものもあります。



「シリーズ」じゃなくて「フレーバー」で見る。ここも合言葉です
1歳頃から食べられる設計のフレーバーがある一方、
対象月齢はフレーバーごとに違うので、パッケージ記載の月齢を必ず確認してください。
赤ちゃん本舗のアレルギーコーナーに置いていることが多く、近くにあればここが一番安く買えます。
公式サイトや大手通販サイトでも購入できますが、送料がかかることがあるので購入前に確認してください。
3. メイシーちゃんのおきにいり(創健社)|きらきら星のおせんべいが原材料シンプル
原材料(きらきら星のおせんべい):水稲うるち米(国内産)、植物油(パーム油)、食塩
創建社で長年愛されているシリーズで、
ビスケット・ゼリー・マシュマロ・ドライワッフルなどラインナップが豊富です。
ただしシリーズ全体が卵・乳・小麦不使用というわけではないので、ここは要注意ポイント。
その中でも「きらきら星のおせんべい」は原材料がとてもシンプルで、卵・乳・小麦は使われていません。
パッケージには「本品製造工場では小麦・えび・くるみを含む製品を生産しています」と記載があり、
対象月齢は1才半頃からです。
同じシリーズでも、たとえば「ぶどうのゼリー」は同一工場で乳成分・小麦を含む製品を製造していますし、
ゼラチンを使ったマシュマロなどは卵・乳・小麦・落花生・えび・かにを扱う工場で作られているものもあります。



「シリーズ名」で選ばずに「その商品」で選ぶ、が合言葉です
ライフなどに自然派・オーガニックコーナーに置いていることが多いです。
近くになければ、公式サイトや大手通販サイトでも購入できます(送料がかかることがあるので購入前に確認してください)。
4. ほしいも
さつまいもだけで作られたほしいもは、原材料表示を見る手間がほとんどいらないおやつです。
食物繊維も摂れますが、粘り気があるため小さい子は誤嚥に注意してください。
5. さつまいもチップス
素揚げタイプなら小麦・卵・乳を使わない商品が多いジャンルですが、
商品によって油や香料を使っているものもあるため、パッケージの原材料表示は必ず確認してください。
6. 減塩ハッピーターン(亀田製菓)|いつものスーパーで買える定番
以前は「やさしいハッピーターン」という28品目不使用の商品がありましたが、
こちらは販売終了になってしまいました。
小さいなお子さんには減塩タイプをおすすめします。
原材料:うるち米(米国産、国産)、食用油脂、砂糖、でん粉、たん白加水分解物/加工でん粉、調味料(無機塩等)、植物レシチン、トレハロース、ポリグルタミン酸、香料、(一部に大豆を含む)
こちらのハッピーターンも、原材料には小麦・卵・乳が使われていません。
ただし、注意点が2つあります。
・大豆を含むこと。
パッケージにも「一部に大豆を含む」と書かれています。大豆アレルギーがあるお子さんは食べられません。
・コンタミ表示
パッケージには「本品製造工場では えび、小麦、卵、乳、落花生を含む製品を製造しています」と書かれています。
「原材料に入っていない」ことと「工場で完全に分離されている」ことは別、というのがこの商品でいちばん伝えたいポイントです。



大手だから安心、と思う前にひと呼吸。
工場の表示まで見る癖をつけたいですね。
症状が軽度〜中等度で、パッケージ表示を自分で確認できる家庭に向いています。
なお、スパイス味などフレーバー違いや内容量違いでは原材料が異なることがあるので、
買うときはその袋の表示を見てくださいね。
7. アンパンマングミ 50g(不二家)|スーパーで買える「みんなと同じ」おやつ
原材料:砂糖(タイ製造)、水あめ、ゼラチン、濃縮果汁(ぶどう、りんご、オレンジ)、でん粉、植物油脂/ソルビット、酸味料、香料、着色料(アントシアニン、カロテノイド、紅麹、クチナシ)、チャ抽出物、光沢剤
スーパーでもコンビニでもドラッグストアでも買えて、値段は100円台。
そして何より、2〜3歳の子にとって「みんなが食べてるやつ」がうれしいですね。
卵・乳・小麦は原材料には使われていません。
表示されているアレルゲンはオレンジ・りんご・ゼラチンの3つです。
ただし、パッケージには「本品は卵、乳、小麦を使用した設備で製造しています」と書かれています。
つまりハッピーターンと同じで、原材料としては不使用、でもコンタミの可能性はあるという立ち位置です。
ちなみに、グミなら小麦とは無縁だろう…と思われがちですが、そうとも限りません。
商品によっては原材料に小麦・卵・乳が入っているグミもあるので、
「グミだから大丈夫」で選ばないことをおすすめします。
「28品目不使用」と「コンタミ」の違い|選ぶ力をつける
『不使用』と『コンタミ』、実はまったく別の話をしています。
- 28品目不使用:その商品の「原材料」として使っていない、という意味
- コンタミ:同じ工場・同じラインで他のアレルゲンを含む商品も作っているため、製造工程で微量に混入する可能性がある、という意味



これは怖がらせるための話じゃなくて、判断材料を増やすため。
今回紹介した中では、マルタのおやつのようにロットごとに検査体制を明記しているメーカーもあれば、
コンタミの可能性を明記した上で販売しているメーカーもあります。
どちらが正解というより、お子さんの症状の程度に合わせて選ぶ「選ぶ力」を持てると、
買い物がぐっと楽になります。
症状が重い場合や、初めて食べさせる場合は、少量から試す、
かかりつけ医に相談するなど、慎重な判断をおすすめします。
近くで買えないときは|通販でお得に切らさず買う方法
店頭の取り扱いは、同じチェーンでも店舗によってかなり違います。
「あってよかった」と思っていたのに、次に行ったら棚から消えていた…という経験がある方も多いと思います。



なかったときの焦燥感、わかります(笑)
- Amazon定期おトク便:割引が付くうえに切らす心配が減ります。個包装タイプと相性がいいです
- 大容量パックでのまとめ買い:大袋タイプがある商品は1個あたりの単価が下がりやすいです
- タイムセール・クーポン:時期によって変わるので、購入前に一度チェックする習慣をつけておくと無駄がありません
一つひとつ調べて買うのは、正直かなり大変な作業です。
今回のリストを、まずは1つ試してみるところから始めてもらえたらうれしいです。
Q&A|小麦・卵・乳アレルギー対応おやつのよくある疑問
Q. 「28品目不使用」と書いてあれば絶対に安全ですか?
いいえ。原材料としては不使用でも、工場での製造工程によってはコンタミの可能性があります。
パッケージのコンタミ表示・製造工場の情報も必ず確認してください。
Q. 何歳から市販のアレルギー対応おやつをあげていいですか?
商品によって対象月齢が異なります。パッケージ記載の対象月齢を優先してください。
Q. グミやラムネは小麦・卵・乳が入っていないことが多いですか?
「入っていないことが多い」のは事実ですが、商品によっては原材料に含まれるものもあります。
ジャンルで判断せず、商品ごとに原材料表示とコンタミ表示を確認してください。
Q. 症状が重い場合も市販品で大丈夫ですか?
自己判断せず、かかりつけ医に相談した上で試すことをおすすめします。こ
の記事は判断の参考材料であり、医学的な指示ではありません。
まとめ|まずは近所で在庫確認、気に入ったらまとめ買いを
7つのおやつ、いかがでしたか。
まずは、近所のスーパーや赤ちゃん本舗に、在庫があるか見に行ってみてくださいね。
思っていたより身近な場所に、選べるおやつはちゃんとあるはずです。
ネット通販は、1個だけ買うと送料が高くつきがちです。
まずは近くのお店で1個試してみて、「これなら」と思えたものをまとめ買いでストックする。
この順番がいちばん無駄がありません。
そして、コンタミ表示は「絶対に食べさせてはいけない」というサインではありません。
症状の程度によって、食べられる子もいれば、避けたほうがいい子もいます。
気になるコンタミ表示を見つけたら、かかりつけ医に相談してから試してみてくださいね。
今回の記事が、参考になればうれしいです。




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